患者様の状態に応じた安心、安全な透析治療を
ご提供しております。
当院では患者様おひとりおひとりに最適な治療をご提供するため、丁寧な診察とカウンセリングを行っております。また、スタッフはベテランが多く、何よりきめ細かなケア(心臓・腹部エコー、シャントエコー、管理栄養士による個別栄養指導等)と、患者様との対話を重視しています。

透析治療について
「人工透析(じんこうとうせき)」という言葉を聞かれることがあるかと思います。 でも透析とはどんなものなのか、実際に治療を受けている人しか知らないことも多いかと思います。 一体どんなことをする治療で、なんのためにするものなのでしょうか。 また、家族や知り合いに人工透析を受けている人がいる方も是非人工透析について正しく知り理解しましょう。
血液透析
Hemodialysis(HD)
血液透析療法は、機械に血液を通し、血液中の老廃物や不要な水分を除去し、血液をきれいにする方法です。
日本では血液透析を選ぶ患者が圧倒的に多く(2016年の調査で全透析患者の97.2%)末期腎不全の治療法として主流となっています。しかし世界的にみると国によっては血液透析療法以外の治療法が主流のところもあります。例えば、移植が普及している国では、血液透析療法は移植までの経過措置的な治療法であったり、腹膜透析療法が主流の国もあります。
一般的な血液透析の場合、1週間に2~3回程度、透析を行う施設に通い、だいたい4時間以上をかけて血液を浄化します。このような施設は、大きな病院内にあったり、入院施設を持たない透析センター、腎センターといった名称のクリニックであったりします。現在、日本には4,000施設以上あります。
患者様は、住居や職場の近くなど通院に都合のよい施設、受けたい治療が行われている施設、設備面、通院送迎サービスがあるかどうかなど、それぞれの観点からもっとも自身に合った施設を選びます。
血液透析療法
ダイアライザー(人工腎臓)という透析機を利用し、血液中の老廃物や水分の除去を行い、きれいになった血液を体内に戻す治療です。

腹膜透析療法
お腹の中に透析液を入れ、腹腔内の腹膜を介して血液中の老廃物や水分の除去を行い、血液をきれいにします。

透析設備
患者様のご負担が少しでも軽減できるよう、より快適な環境で透析治療を
行っていただくことを目指し、設備・環境を整えております。
荒川クリニック(本院)、樂樂クリニック(分院)、それぞれ40台以上の透析装置を備えております。
透析アミロイド症や透析困難症など、通常の透析機では対処できない患者様に対応するため、本院で39台、分院では42台が、「HDF透析機」となっております。また、「オンラインHDF」という先進的な透析治療に、本院で37台、分院41台が対応しており、従来の「オフラインHDF」は本院3台、分院1台を配備しております。
HDF透析機は、長期透析合併症の予防や透析低血圧の予防等、より広い症状においても有効であり、積極的に導入を進めております。
個人機による処方透析(例えば高Naの透析・低Caの透析)も可能です。
透析対応時間
荒川クリニック(本院)、樂樂クリニック(分院)で対応しております。
荒川クリニック
樂樂(ララ)クリニック
休診日日曜のみ休診。祝祭日は平日と同様の時間で診療しています。
送迎車について
当院では透析患者様専用の車椅子対応送迎車をご準備しております。
当院では送迎を重視し、すべて車イスに対応した6台の送迎専用車両と専属のドライバーを配し、快適に通院していただくことを心掛けています。

対象エリア
東は明石市、西は大塩、北は八幡まで、加古川市、高砂市、播磨町が中心となります。
上記以外のエリアもお気軽にご相談ください。
